こんばんは。

週末に行われたJapan Track Cupでは落車してしまい、ご心配をおかけいたしました。

 

怪我はとても軽傷で(自転車選手にとっては)、骨折や頭部への打撲も免れたので、今日も元気に自転車に乗ることができています。走れないほどの怪我をしていなければ、機材や皮膚も消耗してしまいますが基本的にハッピーです。

レースでは前日に走る前からメンバーを見て、アジア選手権やワールドカップクラスの大会で活躍している選手がゴロゴロいたり、いまの自分には走り切るだけでも一苦労になると予想していましたが、

まさにその通りで、息つく間もなくあっという間に3日間で10レースを消化しました。

 

走る前から様々な物議を醸し出していた会場「JKA250」は想像以上に走るのが難しく、レースの平均ペースが早かったことに加えても心身の疲労感もさながら海外でのレースのようでした。

個人的には、自転車競技はたくさんの人に見てもらいたい反面、当地で開催するのは五輪を翌年に控えた「特別な全日本選手権に向けて」というような事情の中では仕方のないことなのではないかと。(工事がまだ始まっていなかったことから、海外選手は伊豆ベロドロームの五輪会場を熱望していたと思いますが)

UCI、JCFをはじめ大会運営に尽力してくださった審判役員・スタッフ(今回はドクターやナースにもお世話になりました)の方々のおかげで大会が無事に閉会されたこと。次の全日本選手権大会も無事に開催が決まったことを嬉しく思います。

 

久しぶりの室内250m走路を使ってのレースを走って、やっぱり参加して得られるものはたくさんあると思いました。あの集団の密集度と速度域は必ずしも「安全」ではないけど、やっぱり「世界基準」なわけで、そこに回遊魚のようにみんなで競い合う環境を普段のトレーニングに作るのはとても難しく感じていて。

そんな訳で結果は相変わらず鳴かず飛ばずですが、心身ともにいい刺激を受けて、また新しいことにチャレンジしていくモチベーションも高まってきたので、帰ってからのトレーニングもとてもいい感じです。

次は全日本選手権トラック、また同じ会場「JKA250」です。いまの実力では国内トップ選手に対しても歯が立たないですが、できることをしっかりやれるだけやって準備を進めていきます。

 

掲載写真はSakai Kensaku様より。

いつも撮影ありがとうございます。